【本編】咲-Saki- 第141局「暗闇」

姫松愛宕絹恵の大きな一撃。

それ以上の一撃、国士無双を備えていた有珠山・真屋由暉子の待ちは一索であった。
それを残念そうに伏せる。

得点状況は
臨海:146300、姫松:127300 清澄:92100 有珠山:34300

南3局の親は清澄・原村和。ドラは六索。

リーチの選択を失敗し悔しがる臨海・メガン・ダヴァン。ネリーにも、監督にも止められた“禁断の策”を使うことに…。

配牌を見る。

そのあと牌を伏せる。何も見えない、しかし三索ツモって不要牌の東を捨てる。まちがいなくプレイしている。
これには絹恵も由暉子も気づく。

清澄控室。

須賀京太郎はいいんですかと一言だが、部長の竹井久は観客がいる以上手牌はそろえて見せるのが推奨されているが、ルールでは縛られてないらしい。

リモコンを手に取り、(放送)局によっては理牌された手牌が表示されるという親切さ。まさに「ハイテクノロジー!!」
(局は局でも麻雀の局でなくテレビのほうですよ)

由暉子はメガンが伏せた牌をうつむいているだけ河も見てなさそうと感じているようだ。
その通りでこの策では鳴けないという「門前限定」である。(以前の門前仲町の予想は外れてはいなかった?)

臨海控室。

郝が結局メガンの打ち方について話すが、監督は今のところそんな感じだしデータ不足。40日で6局。そして明華によると1局分の回復に1週間かかるらしい。

デュエルについても一人麻雀(今の能力)についても細かい部分はあまり話してくれないらしい。
ネリー曰く、ここでは味方同士だが、世界ジュニアでは敵同士なので、お互いに完全にさらけ出したりはしないことらしい。

ちなみにネリーの隠し事はやはり「ヘソクリ」だとさ(笑)

局が進み、聴牌も役なしではダメだそうで。しかし順子が入れ替わったことで三色確定。
五萬を切ったところ和がチー。

メガンが伏せた牌を起こす。これには絹恵・由暉子も警戒。
絹恵は和の捨てた八筒をポンでタンヤオドラ2の聴牌。高目だと三色もある。

いつもならデュエルを仕掛けるのだがこの「暗闇」からのデュエルはいつも失敗するため仕掛けない。
リーチもだめらしい。
そして絹恵から白が出る。

白・三色・ドラドラの8000。

オーラスでも暗闇を使い、ツモ・チャンタ・白・三暗刻・ドラドラ(西がドラ)で4000・8000!!
絹恵に振り込んだ16000を2局で取り返して副将戦終了−!

休載なく次号に続く。
次号でついに7連続。意欲はあるようで…。