【本編】咲-Saki- 第136局「信念」

年明けになって仕事量は落ち着きましたが、MJの咲CUPなども並行していて書いている間がないという(笑)

綱渡りの準決勝。今はただ、友に願いを託す―

東3局。海・メガン・ダヴァンが清澄・原村和から中のみ1000点の和了
姫松愛宕絹恵はこれも例のヤツとみていたそう。もちろんダヴァンも「ヤれるときはヤれでスヨ」と。

東4局。和は絹恵から2000点を和了。片和了の鳴き一通ドラ1。ダヴァンは追いつけなかった。

南場へ。
南1局も和。ダヴァンから北単騎の七対子ドラドラの6400を和了。さらに上家の有珠山・真屋由暉子の直前の北を
スルーしての山越し。(※有珠山HP点棒が6300しかないため直撃したら有珠山を殺(トバ)してしまいゲームオーバーになってしまう)
しかも3巡目のことだった。

臨海の回想―――

和の打ち筋に特徴がないとダヴァンが言ったが辻垣内智葉によると「それが面倒なんだよ」と。
智葉みたいなものかと思いきやちょっと違うようで。

智葉は一例に千里山園城寺怜の名を挙げた。

怜自身が「一巡先が見える」能力を持っているわけだが、臨海のGMによると配牌やツモが昔より格段にいいとのこと。
それは「意識」の変化と見た模様。「確固たる信念がある打ち手には大事なところで牌がこたえる」と。

和自身は全体的な牌運は普通だが、要のタイミングで絶好の牌をツモっている一方、逆に同じ打ち方を続けていても
強い意志がなければ大事な時に負ける――――

まがらない意志がツキを呼ぶという日本人の精神論を否定するダヴァン。
(※少し前の中堅戦でも竹井久と雀明華の能力対決において、久の悪待ちの意志の強さがツモを引き込んだと思われる)

智葉は留学生の多くは日本人を糸瓜の皮とも思っていないが、あまり見縊るなと。

ダヴァンは智葉との練習でデュエルをしかけて返り討ちを喰らったり、昨年のインハイでも苦汁をなめたことに対しては
痛感しているようだ。

智葉にとっての味方は「真剣な方の味方だ」と。
ハオの烏龍茶でお茶を濁した。

回想終わって再び対局上。

南2局は流局。臨海と有珠山・真屋由暉子の二人テンパイで有珠山HP点棒は7800に回復増える。

南2局1本場。

姫松愛宕絹恵が和から8300を直撃。

絹恵も末原恭子からの過去のデータをもとにアドバイスをもらっていてた模様。
門前なら13巡目、副露しても10巡目までは向かっていけばいいと。

2位抜けの準決勝で3位の原村から和了れば「デバサイやん」と。

一方ダヴァンは姫松有珠山にデュエルを恐れていると思っていたようだがそうでもないみたいで
気を引き締める必要がある。

南3局はダヴァンが和から2000。

そしてオーラスは、ダヴァンが1300・2600をツモって前半戦を終える。

前半戦終了の点棒は
臨海:166900 姫松:128500 清澄:99100 有珠山:6500

姫松の控室。
姉・愛宕洋榎がいたが「ジュース買いにきたんやけど30円足りひん」と
(※以前千里山の江口セーラから30円返せと言われたのもそれかと)

洋榎は恭子からも言われた件を絹恵に話す。
有珠山の一撃には警戒しとけよ」「臨海のあのデカブツ、まだなんかあるで」と。

休載なしで次回(01/16)に続く。