【本編】【ゲーム】咲-Saki- 第138局「好機」と咲CUP後のMJ近況

本編の前に咲CUP後のMJ(PC版)の近況を。
PCのMJでの東風の成績が酷く、六段だった段位がわずか半月で三段にまで下がってしまいました(泣)
オリているときはオリていますが、自身のリーチ後のめくりあいになっての振込が多かったり、親番で高い手をツモ和了られたりと不運が続き
今月はアガリ率より振込率のほうが上になってしまってます。

一方で三麻はじわじわですが二段に上がっています。
(アケ(四麻オンリー)は七段で行ったり来たりですが)

有珠山・真屋由暉子の最後の親番。一索をツモって七対子ドラドラの9600の一向聴
一般手への手替わりの可能性で八筒切りも考えたが、三向聴ここは七対子へ決め打ち、1枚切れている三筒切り。
その三筒を臨海・メガン・ダヴァンがチー。これで五筒が一枚見えた。次のツモは東。五筒を切ろうとしたが
残りの五筒は赤。聴牌枚数が減るものの、得点が高くなるため五筒を残し四索を切る。
有珠山のみんなが決勝にいけることを信じて―――

次巡赤五筒をツモって七対子ドラ3、ダマでも親満確定の聴牌

ダヴァンへの決闘(デュエル)への威圧や大将・爽からのアドバイスもあったように、リーチには慎重を要する。
HP点棒を見る。有珠山はわずか6600点とリーチ6回分しかない。
しかし由暉子は「1日1回くらいは本気で取りにいっていいとも」と思い対局者にこう話した。

「左手を使っていいでしょうか」

マナー上麻雀は右手でプレイするのが基本であるがための発言である。

ダヴァンと姫松愛宕絹恵は即答で「はい」答えたものの、清澄・原村和は突然の言葉に「えっ…、はい」と少し驚いた表情。
千点棒を捧げ、その左手で八筒を曲げる。

ダヴァンはポンで一発消し。和もオリ気配。

絹恵は由暉子が地区大会でも全国でも一日一回左手を使っており、必ず満貫以上を和了っていた。そして2回戦では子の倍満だけで副将戦をプラス1万で終わらせていた。

次巡由暉子は二索をツモ切り。ダヴァンによると2回戦では一発ツモだったそう。
ダヴァンも追いついて五・八索待ちのタンヤオ聴牌

決闘(デュエル)開始!

和も絹恵もダヴァンの手出しの七索に由暉子のリーチを警戒して無理をしている模様。

由暉子はこの劣勢の中、
「半荘2回もやればチャンスが一度くらいはがくる」
「そして1日1回くらいは輝くツモがくる」

「そは荒野に水湧き出て砂漠に川流るべければなり…!!」

聖書の言葉(イザヤ35章)を引用して、現在の由暉子自身をイメージしツモった牌はアガリ牌の東!

しかも裏ドラも東で
リーチツモ七対子赤1表表裏裏で8000オール!

これで有珠山HP点棒は30600まで回復戻し、役満直撃でもない限り殺(トバ)されることはなくなった。
ダヴァンは無理をしたのか由暉子を抑えることはできなかった。

有珠山控室。

メンバーたちもこのツモに喜ぶ。

絹恵の有珠山からの一撃は警戒していたから、点差が変わらないという結果は2位の姫松にとってはプラス。
絹恵の視点では和の振込みに期待したものの、オリていたので難しい。

右手に戻して南1局1本場。

由暉子自身もこの一撃で先輩が失ったHP点棒を少しでも取り戻せたて安堵の表情。
配牌でドラの七萬と赤1、中が対子になっており、役さえつければそれだけで満貫の手。

そこで再び聖書からの一節。(たぶんマタイ26章42節から)
「誘惑(まどわし)に陥らぬよう目を覚ましかつ祈れ」
「実(げ)に心は熱すれど肉体弱きなり」

無理をしない範囲で普通に和了に向かう…!

流れ的に休載とおもわれたものの次号(02/20)も掲載とのこと。

今回の要点を一つ
ダヴァンの弱点は聴牌を急ごうとするあまり振り込んだり決闘に負けることがあるということだろうか。