【本編】咲-Saki- 第139局「窮鼠」

8000オールで窮地を脱した有珠山・真屋由暉子。

引き続き役牌とドラ(七萬)、赤を絡めての満貫が見える手牌。
五筒ツモで北切り、五索ツモで一索切りと徐々に手が進む。

清澄・原村和はいつものデジタル打ちで三筒切り。
姫松愛宕絹恵は超早和了りの末原先輩なら鳴く一手だが喰いタンには決めれないとスルー。
局は進む。
絹恵の中ツモ切りに由暉子はいい感じの二向聴だがらいつもなら鳴かずに進むところだが、ここは鳴いて12000を確定したいところ。
「ポン」
速度重視に切り替えて七筒切り。

絹恵は生牌の中は抱えるべきだったと思いその七筒をポン。東の対子落としに向かい二向聴から喰いタン赤の2000へ向かう。
二索ツモで東切り、四筒ツモで九索切り。これでタンヤオがついた。
次巡和が赤五索でリーチをかける。

絹恵は鳴いて一発消しといいたいが、喰い替えで二索が切れないので現物の三筒切りで回す手を考えたが、手を狭くするリスクがあるためここでもスルー。
そのツモは四萬で三筒切り。
その三筒を由暉子はチーして普通の五筒をツッパった。
和は反応しない―通った!

四・七索&七萬の三面。

和の次巡は二筒。
絹恵は鳴こうも四萬切りに疑問を持ち三度スルーしたのだが、ツモったのは三萬で四萬が余ってしまう。
「どうしても四萬切れって…?」

和の手牌。

絹恵の読み通り四萬はアウト。
なおリーチ直後にチーをすれば四萬は由暉子の手に入り、和が和了っていた形(リーチ平和ドラドラで7700)

しかたなく三筒対子落とし。

局は進み、由暉子が自分で七索をツモって4100オール(実は4000オールの間違い?(※基本20+中明刻4+四索暗刻4+ツモ2=ちょうど30符で切り上げがない))
追い風は有珠山に吹いているか!

まるまる2週間後の次号(03/06)に続く。
5週連続が確定。一応夏に「6連荘」があったから不可能ではないんだろう。