【アニメ】咲 -saki- 全国編 第12局「真実」

清澄・宮永咲の槓に塞の眼鏡が壊れる。

大明槓をしてツモ切り。永水・石戸霞もこの槓はドラを乗せるためのものと感じた。槓ドラは四萬。姫松・末原恭子は過去の牌譜から
この槓で咲がドラを乗せることはほとんどなく、自分の手元の四萬2枚がドラになった。実際の狙いはツモ順をズラすことである。

これにより清澄のツモが永水に、永水のツモが宮守にずれることで絶一門が崩れ、一時的に手が遅くなる。
ただ清澄と姫松には影響がないので自身には有利なまま。恭子から見て咲は恭子を軽視していると感じ甘く見られたと感じた。

どんどん手が進み恭子は高めタンピン二盃口ドラドラの聴牌。そしてダマに構える。
宮守・姉帯豊音から安目の九萬が出るもスルー。これでは7700どまり。槓裏一発でリーチかけるのもよかったが先負の影響もあり
宮守に追っかけられるのが困るわけで。

そして恭子のツモは高め六萬。メンタンピンツモ二盃口ドラドラで4000-8000。これで姫松は逆転で2位に。

永水・宮守も清澄ではないことに驚きを隠せず。

リーチかけてればと言いたいところだが言わなくていいと。
凡人だからって蚊帳の外に置かないということを考えこのまま2位を死守する。

宮守は倍満かハネツモが条件に。これでは祭りが終わってしまう。

霞は100点しか差はないが一度下した神を勝手に変えられないのはきつい。

永水。
ここは安くても速い手だったらというのは贅沢なんだろうかと薄墨初美。
他の二人どちらかそばにいればというのも無理がある。そして神代小蒔もオーラスは霞を信じるだけ。

宮守。
豊音がスピード重視に切り替えた。(いわゆる「先勝」的なもの?)
ただこの能力はリスクもあるらしい。この祭りを終わらせないためにも最後の力を振り絞る。

姫松はまくって2位にあがったがいつ振り込んでもおかしくない状況で守りながらも攻めないといけない。

場はたんたんと進む。
霞は索子をそろえてテンパイ。そして豊音の捨て牌を見て恭子は一萬を切る。その一萬を咲がポンで手出したのは一筒。
豊音もツモ条件とはいえ追いついた。恭子は九筒をツモったが豊音が筒子の流れとみて豊音の現物で対応。

咲は4枚目の一萬をツモり槓。嶺上開花のみの50符1翻で400・800で対戦終了。

最終成績は清澄:109700 姫松:101700 永水:101200 宮守:87400。

この瞬間、豊音は号泣しながら「ありがとうございました〜」と。
永水、姫松、清澄も一礼。
この結果、トップの清澄、2位の姫松が準決勝に進出。

姫松の控室に帰ってきた恭子。
2位通過になってしまったことを謝りながらも、愛宕洋榎は途中ヒヤヒヤしたけど気にならないそうで何より、
ただ恭子には釈然としないことが。

洋榎から相手が負けた時の牌譜を見ろと言われていたが、咲には勝っても負けてもいない試合があり、
咲は地区大会個人戦でプラスマイナスゼロを連発していたのだが、今回の大将戦を25000持ちの半荘で計算したところ、
咲は2連続でプラスマイナスゼロ、それで1位抜けであることを。

圧倒的な力に目に涙を浮かべた恭子。
顧問・赤坂郁乃から「あの子より強くなりたい?」と尋ねられる。それにこたえて郁乃がとった行動は

なんと!スパッツではなくスカート、そして髪もポニーテールという女の子らしい姿に。
郁乃曰く「まずは見かけから〜」と。

さすがに恭子もこれには「まじめにお願いしますよ!」と。見かけ変われば気分も変わって違う自分が出せるという郁乃の考えである。
郁乃も咲の能力を甘く見ていたようで…。そこで郁乃はある方を連れてきた。

先ほどまで解説をしていた戒能良子プロである。
さっきの咲を見てすごいモンスターだとのこと。上重漫や真瀬由子は戒能プロに対しては中東の元傭兵でイタコとかソロモン王の力で役満上がったとか
聞いたとのことだが、戒能プロは怒り筋を出してそれを否定する。

郁乃はプロを20人くらい呼んでいるそうで、準決勝に合わせてチューンもしているそうだ。

戒能プロは永水の滝見春が従姉妹であることでお世話になったと。
愛宕家も千里山・船久保浩子が同じく従姉妹の関係であり、母は千里山顧問の愛宕雅枝である。

明後日の準決勝では善野前監督が見に来るそうだ。

永水。

霞は下りた神を狩宿巴と滝見春に祓ってもらった。(なぜか全裸)

まずは敗退したことをチームメイトに詫びる霞。初美も小蒔も自分が稼げなかったことを詫びる。

巴によると、姫様が下りる神は順番で決まっていたらしく(神様ローテーション)、
2回戦では弱い神様であったということ。そこから準決、決勝と強い神様が出てくるという形だったのだが
裏目に出てしまった。麻雀になじむ力を持った子達と対戦するのは厳しかった模様。
ただ個人戦では強い神様ばかり出るというそうで。

昼食を絶食していた部員に夕食のおそばが来た。

夕食後、個人戦まで5日空いたため、霞は個人戦に出る初美と小蒔を残して海水浴と温泉に出かけると発案。
さすがに二人も行きたいと反発したのでみんなで行くことに。小蒔はふと海水浴をイメージしたのだが、そのままうとうと寝ていたようで…。
霞から起こされたさい、岩手の子からサインを頼まれたそうなのですらすらと書いた。

豊音は色紙を持って宮守の控室に戻ってきた。

大将の3名のサイン。そして永水の小蒔、清澄の原村和のサインももらってきてくれるそうで。豊音はこの夏みんながいたからこのお祭りに出れた。
そのお祭りの大事な記念になると涙を流した。これには部員みんなも涙を浮かべた。

その時ドアのノック音が。そこに来たのは永水の霞と小蒔であった。

豊音は直々に来るとは思わず驚く。
一方鹿倉胡桃が小蒔の浮き輪に気づく。個人戦まで日があいたので海に行こうかという話である。宮守の部員も海はいいと思いお邪魔でなければと。
顧問も個人戦出場同士で対局しなければOKとあっさり確定。エイスリンは豊音も行くよねと言えば豊音は「うん」の一声。

清澄の控室に戻った咲は皆の前で転倒(笑)

色紙は無事だったようで、和にサインを頼まれたことを話した。
竹井久があきれた勝ち方だと言われて咲は1000点しか持ってないイメージで打てといわれたが、この相手3人ではどうしようもなく、
子供のころのやり方(プラマイゼロ)でしかできなかったと。しかも残ったのは一番手強い人(姫松・末原恭子)が残ってしまった。
今度戦ったらたぶん勝てないと涙を浮かべる咲。靴下脱がなかったことも忘れていたようだ。

麻雀インターハイのハイライト番組が始まる。

電車で帰る阿知賀勢。ラーメンを食べる臨海・メガン。どこかの食堂。地元のムロマホコンビ、そして阿知賀子供麻雀クラブからも3名。

その番組内では瑞原はやりプロの登場である。

はやりプロにとってが一番戦いたくない高校は初出場校の清澄…でなくもう一校の初出場校である有珠山*1高校であった。

熊倉トシと阿知賀顧問・赤土晴絵とのやりとり。トシは優勝を目標としていたが惜敗したことを残念がっていた。晴絵もどのチームが勝っても
おかしくなかったとのこと。トシはもう少しでいいから先まで見たかったそう。

このタイミングでSDキャラEDへ(姫松Ver.)

そして阿知賀勢が準決勝へ挑む。トシは晴絵が指導者の顔になったことを感じとりプロへの挑戦を断った。

そして夢の中で阿知賀・高鴨穏乃の夢を見て起きた和。

ここで最終話に続く。

*1:有珠郡壮瞥町虻田郡洞爺湖町伊達市にまたがる活火山の名