【本編】咲 -Saki- 第144局「烈火」

大将戦。何かをたくらんでいてる有珠山・獅子原爽。
2位抜けであればいいので、まずは姫松と清澄に狙いを絞ることに。

なにか色のついた雲を「召喚」。5色ある雲のうち2つは2回戦で使っていて戻ってきてないらしい
(※臨海副将のダヴァンに似ているようなものがあるな)
あと「カムイ」というのもあるらしい。

妙な(!?)格好の姫松を意識して赤い雲をここで放つ!

これに清澄・宮永咲がおびえる。それに気づく姫松・末原恭子。有珠山の大将も要注意だということ。

東2局は恭子の親番。

字牌がないタンヤオ気味の配牌の恭子。速攻で連荘狙い。
2段目に入っても字牌が出ない。何千回も対局すれば河に字牌が出ないこともあるが、ここは警戒の一手。
すべて字牌であれば琴似栄の吉田相手に使っていたらしいと。
逆に獅子原に字牌が全くなかった局もあったとか。

そして恭子は二鳴き。
爽はダマで大三元(!!)を五・八筒待ちで張っていた。北を切って初めて字牌が出る。
赤い雲を仕掛けても和了れないこともある。一番削らないといけない恭子にたいしての呪いだ。

字牌を余らせたと感じた恭子であったが、ツモったのは八筒。爽の当たり牌である。
しかし2回戦での宮守・姉帯豊音の「先負」で翻弄されていたこともあり、この未知の能力に警戒しきっていた。
ここはオリの一手で現物の三萬切り。
しかしどんどん五・八筒が重なってついには五筒が4枚と八筒が3枚。思わず「カン!」を宣言。咲も驚く。
あげくの果てに嶺上牌も八筒で咲みたく「もいっこカンや!」と(笑)

恭子の暗槓で待ちを潰されてしまった爽。
それでも六筒ツモで東・六筒のシャンポン待ち。ツモれば四暗刻もつく手に(点数はかわらない?)。

裸単騎の状態になってしまった恭子はまだきつい。
六筒ツモ。現物もなく四筒切りで対処。爽がツモるか恭子がひかされる(ただもう一度ひかされたとしても和了れるが)か!?

そこに割り込んだのが「もう終わってるよ」と一言を放った臨海・ネリー・ヴィルサラーゼ。
九筒のカンで二索をツモ和了。咲のお株を奪う嶺上開花ツモドラドラの2000-4000。
なお、2枚の東はカンドラ表示牌で潰されていた。

咲は3人の大将の手に完全に翻弄されっぱなしであった。

次号またまた休載で次回は07/17。