咲 -saki- 第125局「突風」

有珠山の持ち点が残り12300という状況。
その中で再び風を起こした臨海・雀明華。その風に乗るように突如歌いだした。
歌の流れに乗って風力は強まる。

実況席。
さすがに対局中は歌は歌うことは禁止と村吉みさきアナ。欧州選手権以外はと野依プロがフォロー。

雀明華は数々の大会で好成績を残していたプレイヤー。その欧州選手権ではさらなる大活躍を見せたようで、
禁止じゃないことをいいことに歌いながら対局していた模様。しかし日本のプロではダメと野依プロ。
一方インターハイでは対局の区切りであれば問題ないようだ。

有珠山・岩館揺杏は海外の映像ではらっさいらっさいみたいな呼び込みソングという扱い。
ただこの歌でツキを呼び込む、つまり攻めに転じたというサインと見た模様。

歌ったのは少しだがちょっとでもツキを呼び込めたのではと明華。日本の学生を削るのには十分と見ている模様。

千里山の宿舎。

江口セーラはあの風が集まるということは大四喜とか字一色とか出しまくりという恐ろしい話をかましたところ、
船久保浩子によると役満四暗刻しか和了っていないそうで。ただ国士無双は2度テンパイまでいったことがあるようだ。

二条泉が弱いと尋ねたところ浩子はあっさり否定。自風以外の字牌はそれほど集まらないとのことだが、
長期間のリーグ戦ではかなりの好成績だということ。細かく刻んで稼ぐような防御にも風牌は使えるという強みがあると。

セーラは姫松愛宕洋榎を応援するがなぜか30円を貸していたようで返せと(笑)

東3局は清澄・竹井久の親。ドラは一索。
明華はいきなりポン、さらにチーと鳴きに向かう。

そしてあっさり東をツモって西ドラ2の1300・2600。これで有珠山の持ち点は11000に。

竹井久はこれで「おもてなし」ができると、何か策を練っている模様。

次号休載で次の連載は5/16。