シノハユ 第8話「はやり(1)」と咲日和「白糸台の巻(2)」

今回からははやりの視点だが前回の続きから。

今夜はお祭。
杏果から浴衣を着ないという閑無と慕。閑無は浴衣を着る年じゃないのに対し、慕は1年生の時に買った浴衣がちょっとだけ小さいとのこと。
そこで杏果が二人の浴衣を用意してくれた。杏果は旅館の娘らしくお客ようの浴衣を用意していたと。
勢いで友人に写真に撮ってもらう閑無。

屋台が並んでいる。
ジャンクフードのビュッフェみたいと閑無。杏果は小銭を取られるビュッフェに対しては前払いで食べ放題だったらと閑無が返す。

歩いていると「瑞原はやり ミニコンサート」の看板が。
衝撃を受けた閑無。

そこで本人登場。
はやりは閑無たちを見て「見に来てくれたんだー」と言ったが閑無はあっさり否定。
そしてクソ歌よりリンゴ飴と舐めながら話す閑無。あとは「焼き」がつく屋台も。

それに対しはやりは「焼きもろこし」、慕は「たこ焼き、イカ焼き、お好み焼き」閑無も「焼き鳥焼きそば」とつられる。
歌う曲が「時にはHAYARIに流されて」と意味深い題名らしい。
あとで見に行くねーと帰っていくが閑無は「行かねーし」の一言。

最後に一声「ガキなのに媚びってんじゃねーよ」と。

しかしはやりは2年生のころそんなことを思っていたそうで

―3年前。

小学校2年のはやり。

病院にむかう。病室には祖母が本を読んでいた。
何かいるものあるとはやりの質問に売店のプリンを2つを要求

日没間際になりうとうとしているはやり。

むせる音で目が覚め、祖母の異常を感じナースコール。

病室の外で大好きな祖母が死んじゃうと涙を流すはやり。そこに謎の女性。
その謎の女性は麻雀牌の白を一瞬にして中に変えて見せ、その場を去った。

祖母は大事には至らず、無事退院を迎えた。

祖母は牛丼が食べたいと要求。はやりは高いお肉で高橋さんに作ってもらおうと提案したが、
祖母はチェーン店の牛丼でないとダメときっぱり。病院食とは違って品質よりガツガツ感を求めていたらしい。

そして牛丼をガツガツ食べる祖母。(ガツガツ感といえばカツ丼さん=藤田プロを思い出しますが)

はやりが、先ほどの手品の謎の女性について話した。その手品を見たことがあると祖母。
気を紛らわせてくれたと祖母。

帰り道、どこからかの歓声が。

春日井真深。幼児向け番組の牌のおねーさんで有名であると祖母。
真深だからまふふーという愛称だと。そこで祖母ははやりだったらはややっだねと。はやり自身は言わないとのことらしい
はやりはそれがありえなくておかしいと話し、かわいいかわいいやりすぎっていうか媚びてるってことらしい。

はやりの考えではあーいう大人になるのはダメで、かっこいい人を知っていて、将来はもっとすてきなおねーさん(謎の女性)のような
大人になりたいと。
祖母はそーいう人になるのはどーするのと話すとはやりは「わかんない」の一言。

翌日、はやりはピアノの稽古に向かうため外に出る。

若い男がお前のせいでバスに乗り遅れたと言ってスーツの男性と口論になっている。
はやりが勇気を出して仲介に入るが、若い男がはやりにつっかかる瞬間…!

「牌のおねーさん」真深が登場。
「男の子が弱い者イジメしちゃカッコ悪くなっちゃうぞ☆」と決めゼリフで若い男は謝罪し一件落着。
グッズをもらった男二人はまふふー☆と応えて帰って行った。

涙を浮かべているはやりに「元気出せっ☆」と真深は牌のすり替えを見せた。髪留めを外した
はやりは思い出した。病院で逢った同じ髪型の人を。

そこでマネージャーが駆け足で戻ってきた。どこで情報を仕入れたのかギャラリー(というか野次馬)まで登場。
またねーと一声かけて帰って行った。

そう。病院で逢った謎の女は真深であったのだ。

そして後姿を見てはやりは何を感じたのだろうか。

来月に続く。

咲日和は発売翌日の競馬が府中開催になるのにあわせて(って全然関係ない)白糸台のお話。

大星淡が前髪を切りすぎてヘアピンをつけてやってきたそうで、失敗の原因は前髪切る際中何か落ちた音に気づき切ってから見にいこうとしたのが原因。ちなみにカツラというかウイッグは校則違反なようで。
亦野誠子の提案で帽子を用意したが後ろの人が気になるので却下。今度は弘世菫が思い切って切りそろえるというか同じ髪型にするかと提案したら権利侵害になるのではと。渋谷尭深がお茶で慰めるも前髪失敗してなければもっとおいしかったそう。ただ前髪が失敗したおかげでもっと世界がクリアになっていたが。
宮永照が私も前髪伸びてきたかもと不用意な発言。もちろん淡は応えて切ってもらう。頭だけちょうだいの要求だがさすがに頭は取れません。あらためて言い方を変えて納得。淡のカットは一味違うというなぜか自家製麺。よそ見が心配な菫は淡にアイマスクをかけるが余計危険ですw
照の前髪が立派すぎて考え込むが無事にカット終了。今度は菫が淡の前髪を整えることになるがヘアピンの上からでは曲芸を要求してしまうことに。
淡はヘアピン外したがほとんど違いがわからないものの自分には微妙に違うらしい。ただ自分しかわからなければいいと納得。前髪失敗を道連れにしようとするが短髪の誠子は失敗するための前髪が用意できるまで待つとか。