シノハユ 第7話「閑無(4)」と咲日和「龍門渕の巻(6)」

どいつもこいつも気にくわねーと感じた閑無。
これが閑無のプライドである。

閑無の親番。
この時を1年間待っていた。「今年こそ勝つ…!!」
そして速攻のチー。そしてツモ。タンヤオ三暗刻で2600オール。これでトップ。
はやりははや〜の一言。そして残り2局になる南3局。

この時点での点数は
閑無:42900 はやり:42300 雄一:22400 慕:12400
ラスの慕が親番。

閑無は自分のスタイルを貫き、鳴き仕掛け。
観客席に杏果が登場。その時慕はテンパイをくずしたシーンに観客が思わず口に出す。

ふと親の慕の河を見ると字牌以外はツモ切り。
たんたんと牌を捨てる音が。そして慕が一索をツモりド高めの8000オール。
慕も勝つために安目の四索を見逃した。これで三つ巴になってしまった。

1本場では閑無が700・1300の1本場をツモる。再び閑無がトップではやりは3位。

オーラスも逃げ切ろうとしたが…。はやりは2600を閑無から直撃。まくられてしまった。

悔しい。おさらばできなかった。またもう1年。しかし昨年の閑無とは違う。むしろ誇らしげな顔。

そして翌日。ノートに筒子を描いている閑無。
杏果がやってきた。玲奈がスイミングを始めたために練習に来れなくなった。新たなメンツを探していた。
同じ学校の慕に気づき。後姿で帰ろうとする慕うにちょっと付き合えと声をかける。
多目的室に来たのに断って悪かったと慕に謝罪。
湯町小の目標は打倒瑞原。そして全国優勝。お前も加われと。

打っていくうちに閑無の考え方が変わってきたことをクラスメイトがうわさにしだした。

夏。

冷房がない多目的室。
さすがにサウナ目的ってわけにはいかず、クラスメイトの一人が閑無ん家に行くことを提案。
閑無も1年ぶりに鍵っ子を都合よく使うことを了承。

そして閑無はクラスメイト達に「ずっとワガママでごめんな。みんな」と伝える。

そして無敵感をあがっていることを実感し今の日々を過ごす。

引き続いての咲日和は龍門渕のお話し。

部活のない龍門渕麻雀部。
しかしそれでも部室に集まるメンバーたち。

マンネリ防止に一がトランプを出したり、純がババ抜きで勝ったことを自慢したり、透華が冷凍バナナを用意したり
一がゼリーを、智紀がホットケーキを作れば純がなめてきたり、できあがったゼリーに一がケチャップで絵を描こうと。
おなか一杯になり空をみれば、一が私服を見られたとか。純が再び勝負を挑むことになるが結局職員室に透華が呼び出しくらって
部活だけに使いなさいと注意されたとさ。